【VR家族支援プログラム】第8回「専門家に支援を求めるための状況把握」を開催しました(2025/11/21)
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- 3 日前
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本プログラムは、2025年度日本郵便年賀寄付金助成事業として、VRによる当事者体験と参加者同士の対話を通じ、ひきこもり当事者と向き合う家族の理解と実践的なコミュニケーション力を高めることを目的としています。
こんにちは!ほっといい場所ひだまりスタッフです。
ひきこもり・不登校の方のご家族を対象とした「VRひきこもり家族支援プログラム」を全10回で実施しています。
2025年11月21日(金)、第8回目のプログラムを開催しました。
アイスブレイク
当日はプログラムに入る前に、アイスブレイクとして「自己開示」や「すれ違い」をテーマに、日頃の関わりについて共有しました。
「思っていることを言えずにすれ違ってしまうことがある」「踏み込んで話せず、結果的に黙ってしまう」「親側の気持ちを話すことのメリットが分からない」といった声が聞かれました。
また、これまでの家庭環境や経験から関係づくりの難しさを感じていることや、
「話すことを強制されると、かえって話しにくくなる」
「自己開示にはいろいろな形があってよいのではないか」
といった意見も出され、無理のない関わり方について考える時間となっていました。
テーマ「専門家に支援を求めるための状況把握」

今回は、受診を勧める親と、それに戸惑う本人とのやりとりの場面を、VRを通して体験しました。
親の立場から場面を振り返ると、
「甘えてはいけない」「迷惑をかけてはいけない」といった価値観の中で、必死に子どもを支えようとしている姿が見え、
「親だけは敵になってはいけないと思っているように感じた」
「どう関わればよいか分からず、追い詰められているように見えた」
といった声が聞かれました。
また、VR体験を通して参加者が子どもの立場で親の様子を観察すると、
「親は答えを早く知りたい様子だ」
「甘えを悪と考えているのかもしれない」
「親も相談できる相手が身近にいないのでは」
といった気づきも共有されました。
その後、家族としてどのような関わりができそうかについて話し合いました。
「『調子どう?』『眠れてる?』など、答えやすいところから尋ねる方が現実的」
「『何か食べたいものある?』『置いておくね』といった声かけの方が、プレッシャーが少ないかもしれない」
など、日常の中でできそうな工夫が挙げられました。
ため息や表情といった小さな反応についても、
「しんどさのサインかもしれない」「弱さを見せてくれているのかもしれない」と、
行動の背景を丁寧に考える姿勢が見られました。

実際の声かけを想定した練習では、
「一方的に決めつけないこと」「本人のペースを尊重すること」
「それでも必要なときには、選択肢をそっと伝えていくこと」
といった点について話し合いました。
本人を尊重しながら、心配している気持ちも伝えていく。
その難しさと大切さを、参加者同士で丁寧に考える時間となりました。

※本プログラムの基本的な構成や進行の流れについては、第1回の開催報告をご参照ください。
📢次回(第9回)のお知らせ
次回は、2025年12月12日(金)14:30〜16:00 に開催予定です。
会場:渋谷区地域共生サポートセンター<結・しぶや>
VR体験と対話を通して、親が本人の意思を尊重しながら支援につなげる声かけの工夫を考えます。
悲観的になりすぎず、脅さずにかかわる方法を参加者同士で話し合います。
ご関心のある方は、どうぞお気軽にお問合せ下さい。
詳細・お申し込みは こちらからご確認ください。






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